ダッチオーブンの材質について

ダッチオーブンの材質について考えてみよう。一口にダッチオーブンといっても、さまざまな材質、形状、大きさがあります。

またメーカーによってもいろいろと違いがあり、ダッチオーブンを所有する楽しみというものもあります。

ダッチオーブンのメーカーは100年以上の歴史があるLODGE(ロッジ)社の他、いろいろなメーカが出しています。

それぞれに特徴があり、また価格もさまざまです。

まずはダッチオーブンに利用をされている材質、さらにはそれらの形状などを見ていきましょう。

ダッチオーブンの材質

鋳鉄

ダッチオーブンは別の名前を鉄鍋などと呼ばれています。あの黒々とした、使いこまれたダッチオーブンはたしかに鉄鍋というのにふさわしい風貌です。

しかし、そこまで行くにはかなりの年月と使いこみ、そしてメンテナンスが必要となります。

私は鉄鍋的なダッチオーブンやスキレットが好きなのでですが、たしかに普通の人が使うにはとても面倒かと思います。

その重さより、ウチの嫁さんなんてさわりもしません。

ダッチオーブンには、このような鉄鍋以外の材質でできた製品もあります。まずは使われている材質についてチェックをしてみましょう。

各素材のメリット・デメリットを確認してみます。

ダッチオーブン全体のメリット

  • その重さより蓋も重いです。その蓋をすることで鍋内が密閉された状態になり、圧力鍋のようになります
  • 素材特徴として程よくあたたまり、徐々に冷める
  • 素材から出る水分で無水料理などができる
  • 素材から出るうまみを逃がさない
  • 弱火で長時間火にかけておく料理が多いので、基本投げっぱなしで調理できる

ダッチオーブン全体のデメリット

  • とにかく重い。すごい重い。10インチのダッチオーブンで6㎏程度の重量がある
  • 10インチのスキレットで2㎏以上あるので、女性では片手で持つのはキビシイ
  • 意外と大きいその形状は収納も一苦労
  • 加熱をすると、鍋全体が熱くなり素手では持てない
  • 錆びるとメンテナンスに一苦労する
  • 焦げるとメンテナンスに一苦労する

鋳鉄製の特徴

鋳鉄製

LODGE(ロッジ)
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アメリカのLODGE(ロッジ)社をはじめコールマンや、廉価製品などにも使われている素材です。

まず鋳鉄製のメリットは以下のようになります。

  • 使い込むほどメンテナンスが楽になる
  • 使い込むほど黒々してくる、育てる楽しさ
  • 使い込むほどブラックポットになりうれしい

逆にデメリットはこのような感じです。

  • とにかく錆びやすい。スープ系などは要注意
  • 鋳鉄製は本当に重い
  • 製品によってシーズニングが必要
  • 新品時はとても使いずらい
  • 衝撃に弱い
  • 急冷に弱い
  • 鉄のにおいが移る場合がある

鉄板製の特徴

日本ユニフレーム

ユニフレーム(UNIFLAME)
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日本ユニフレームが採用をしている素材です。

業務用のフライパンや中華鍋で利用されている黒皮鉄板の素材は鋳鉄製に比べ少々軽いことが一番の特徴。

鉄板製のメリットは以下のようになります。鋳鉄製の素材のメリットに加えさらに、鋳鉄製のデメリットもなくなります。

  • 鉄製ですが錆びにくいことはかなりのメリットです
  • 鋳鉄製に比べ多少軽い(ただやっぱり思い)
  • 衝撃に強い
  • 急冷に強い
  • プレヒートなどが不要

鋳鉄製に比べ、非常にメリットを感じる鉄板という素材ですが、一番の欠点は・・・

鋳鉄製に比べ育てる楽しみがない。

ということに尽きるでしょう。

それだけダッチオーブンをブラックポットに育てるのは一つの楽しみだと思います。

ステンレス製の特徴

ステンレス製の特徴

SOTO(ソト)
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ダッチオーブンの素材にステンレスという素材があります。

ステンレス特有のメリットがいくつかありますので、まずはチェックしてみます。

  • 錆びない
  • 手入れが不要
  • シーズニング不要
  • 鉄臭くない、油臭くない
  • 普通鍋として家庭で使える
  • 同じサイズなら鋳鉄製より軽い

いいことずくめのステンレス製ですが、やはり欠点もあります。

1つ目の欠点は鉄板製と同じで育てる楽しみがない、ということです。

2つ目は値段が高いです。同じサイズの鋳鉄製の倍くらいになります。

3つ目は使いこむときれいなステンレス地肌が汚れてくるということです。

鋳鉄製なら、使い込むほど黒くなりそれは育てる楽しみですが、きれいなステンレス肌が汚れてくるわけです。

販売元ではクリーニングサービスも行っているほどです。

アルミ製の特徴

アルミ製の特徴

GSI Outdoors
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ダッチオーブンの素材にアルミ製という素材があります。

アメリカのGSIというメーカーが代表的です。

アルミ製といえば、鉄製に比べてのメリットは非常に明確です。

  • 錆びない
  • シーズニング不要
  • 軽い(鋳鉄製の同じ大きさで4分の1程度)
  • メンテナンスが楽
  • 鉄臭くない、油臭くない
  • 普通鍋として家庭で使える

錆びないので、ウォータースポーツ系、海で遊び人たちには第一選択肢となるでしょう。

また夜の宴会の料理が残っても、次の朝まで持ち越しても大丈夫。

しかし、このアルミ製ダッチオーブンもステンレス製と同様、以下のような欠点があります。

1つ目の欠点は鉄板製・ステンレス製と同じで育てる楽しみがない、ということです。

2つ目は値段が高いです。同じサイズの鋳鉄製の倍くらいになります。

3つ目は使いこむときれいなアルミ地肌が汚れてくるということです。

4つ目は蓋も軽いため圧力効果が少なくなります。


ダッチオーブン一つとっても、本当にいろいろな素材があります。

そして、それぞれが特徴があり、メリット・デメリットも存在します。

しかし、ダッチオーブンに興味を持ったあなたには、ぜひ鋳鉄製のダッチオーブンを手に取ってほしいと思っています。

初めて買った私のダッチオーブンは2005年の6月。この記事を書いている今日から約10年前になります。

ダッチオーブン

初めて買ったキッチンダッチオーブンです。シーズニングされていないタイプだったので、灰色の鉄肌がわかると思います。

そして10年使いこむと、本当に真っ黒、すべての料理がダッチオーブンの歴史となります。

ダッチオーブン

この記事を書いている時点でのダッチオーブンです。

真っ黒です。ブラックポットです。

そして、この鍋で作るビビンバのおいしいこと。

ダッチオーブンは使えば使うほど、どんどんと愛着がわき、そしておいしい料理ができるのです。

ぜひ、はじめてのダッチオーブンは鋳鉄製を手に取ってみてください。

ダッチオーブンは、使えば使うほど、付き合えば付き合うほど、料理がおいしく、そして楽しくなることうけあいです。

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